2021年9月初旬第１回環境計量講習(騒音・振動)に参加してきた。教育業からの参加は後にも先にも私だけだろう。

講習中は仕事と予習が大変で気がおかしくなりそうだったが、電験三種の受験勉強に比べれば全く楽と自分に言い聞かせながらなんとか５日間耐えた。「５日間無遅刻無欠席」「すべてのレポートにOKをもらう」が修了条件であり、異業種の人間でも頑張れば修了証書をもらえることを証明できた。YouTubeを通じて私を知っている方が何人もいて、結構声をかけていただいた。これは予想外に楽しい経験であった。

５日間は産総研の宿舎「さくら館」に滞在した。つくば駅から１９００円程度でさくら館の前までタクシーで乗り付けられるので、荷物がある人はタクシーで行くのがお勧めである。運転手さんに「産総研中央のさくら館」とだけ言えば通じたので、結構皆タクシーで行くのだろう。タクシーだと正門で許可証とか受講決定通知書を見せる必要がないので楽ちんである。

このホームページではさくら館の個室の写真を公開する。今後参加する人がどのような備品が室内にあるかが事前に分かれば、５日間の滞在もちょっと安心と思う。肝心な実習室の様子とか、どんな実習だったかとかそういうのは公開しない。（そもそも写真を撮っていない。）今後参加する受講生が各自ドキドキしながら体験すべきことだからである。

室内のデスクはでかくて、たくさん勉強できそうな感じである。バス・トイレつきの広い個室で、奈良先端大の学生宿舎よりはるかに快適である。タオルも浴衣もあるが、取り換えは講習中に一回だけだった。沢山収納があって、遠隔地から大荷物を持って参加した私は助かった。髭剃りセットと歯磨きセットは無いので自分で用意する必要がある。設備としては静かで暮らしやすいはずであるが、なぜか私はあまりよく眠れなかった。朝飯がパン派の私にとって、さくら館の朝食は試練の連続であった。

自分のパソコンでエクセルが使えた方が便利なので、ノートパソコンを自宅から持参しなかったことを後悔した。関数電卓ならまだ出番があるかもしれないが、普通の電卓は不要である。実習とはいえ、毎日爆音を聞き続けたせいか、耳がへんな感じになった。

（おまけ）道路の騒音振動を実際に屋外で測定するのだが、次の２枚は測定を行った道路の写真である。１枚目がつくばセンター方面、2枚目の斜張橋並木大橋が見えるのが荒川沖方面である。意外と交通量が多く、バスやらトラックがビュンビュン行きかう。測定中に素晴らしいタイミングで救急車が来た。あと、UberEatsの配達の自転車を初めて見た。



高橋直也塾トップページへ戻る